浮世絵と図会+による江戸の橋めぐり ・ 笄橋(こうがいばし)

◆小橋ながら古い由緒を持つ橋で、「江戸名所図会」に紹介されている。(下部にある図会参照)
◆その名称、こうがい(ばし)には様々な由来が伝わっており、江戸時代以前のかなり古い時期に架橋されたと思われる。
◆橋のあった水路は笄川と呼ばれ(龍川とよばれた時代もあり)、明治初期には麻布笄川町という町もあった。
◆この水路は、大正末期に埋め立て暗渠化され、笄川も笄橋も消滅した。
◆現在、笄小学校(西麻布三丁目)、笄坂などに「笄」の名が残っている。
◆笄(こうがい)とは、髪を掻き上げるのに用いる具のことで、カミカキの音変化したものと云われる。

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=== 図会 ===


=== 橋の痕跡や現在の橋の様子 ===