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浮世絵と図会+による江戸の橋めぐり ・ 松橋(石神井川)

◆西へ遠く離れた水源(現在の小平市花小金井南町)からはるばる流れ来た石神井川は王子近辺では大きく蛇行する渓流であった。
◆春の桜、秋の紅葉と風景も良く、行楽客で賑わい浮世絵、錦絵にも多数描かれ、滝野川渓谷、石神井渓谷、音無渓谷などと呼ばれた。
◆古く源平盛衰記に「滝野川松橋」の記述があり、また崖下の洞窟には「松橋弁天窟」と呼ばれる岩屋があり、松橋という名称はかなり古くから知られていた。
◆この近辺に架けられていた江戸時代の「松橋」がここで取り上げた橋である。
◆石神井川の蛇行する流れが直されたため、この江戸時代の橋とは位置がかなり変わっているが、現代の「松橋」も存在する。
◆現在の橋は王子本町に架かり、長さ21.6m、幅5.0mの鋼橋で昭和46年(1971)架橋である。

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=== 浮世絵 ===

=== 図会 ===

=== 橋の痕跡や現在の橋の様子 ===